研究課題
若手研究(B)
本研究は,高感度・高選択性匂いセンサの開発を目的として,微弱な検知対象となる信号を強調する確率共鳴現象を利用する非線形フィルタを用いた高感度化と,部分空間同定法に基づく特徴点抽出アルゴリズムによる高選択性の実現をシステムの構築について検討した.確率共鳴現象を発現する非線形素子のパラメータに関する数値シミュレーションによる設計について検討した.また,部分空間に基づくProny法を提案し,混合臭に対するセンサ応から成分数の推定を含む特徴点抽出について検討し,その有効性を確認した.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件)
日本味と匂学会誌
巻: 20(3) ページ: 415-418
Sensors and Materials
巻: 26-3 ページ: 163-169