研究課題
若手研究(B)
地震時の安全性確保のために重要となる鉄筋コンクリート棒部材のせん断設計手法の高度化を目指して、画像解析結果に基づく破壊メカニズムの検討と、新しいせん断耐力予測式の構築を行った。既存の画像解析システムを改良し、測定精度を高めたうえで、繊維補強コンクリートはりに対して、斜めひび割れ全長にわたるひび割れ変位の測定を実施した。測定したひび割れ変位と、別途要素試験で得た引張応力-ひび割れ開口変位を用いることで、ひび割れ面における繊維のせん断抵抗力を算出した。得られた繊維のせん断抵抗力を各パラメータにより定式化することで、既存のものよりも高い精度を有する新しいせん断耐力予測式を提案することに成功した。
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コンクリート工学年次論文集
巻: 第35巻,第2号 ページ: 1279-1284
Journal of JSCE(土木学会英文論文集)
巻: Vol.1 ページ: 228-241
巻: 第34巻,第2号 ページ: 1267-1272
巻: 第33巻,第2号 ページ: 691-696
巻: 第33巻,第2号 ページ: 49-54