研究課題
若手研究(B)
本研究は,多様化するひび割れを持つ様々な部材への塩分浸透特性評価を簡便にすることを目的に,土木学会コンクリート標準示方書で提示されている,塩害に対する照査における鋼材位置における塩化物イオン濃度の算出方法を,ひび割れを有するコンクリートに電気泳動法を適用し検討した。それにより,ひび割れ面積比を用いること,ひび割れ深さの影響を考慮するためにひび割れの影響を表す定数にひび割れ深さに応じた係数を乗ずること,外力による損傷の影響を考慮するためにその定数を割り増すことなどによって,評価できるひび割れ条件やコンクリートの材料条件および部材の適用範囲の制限を拡張する式を構築することができた。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (4件)
Proceedings of Third International Conference on Geotechnique、Construction Materials and Environment
ページ: 327-332
2013コンクリート工学年次講演会論文報告集
ページ: 823-828
2012コンクリート工学年次講演会論文報告集
ページ: 790-795
日本大学理工学部理工学研究所研究ジャーナル
巻: No.127 ページ: 1-10
2011コンクリート工学年次講演会論文報告集
ページ: 815-820