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2012 年度 実施状況報告書

混合粒径海浜の安定性に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23760453
研究機関独立行政法人港湾空港技術研究所

研究代表者

高川 智博  独立行政法人港湾空港技術研究所, その他部局等, その他 (30451785)

キーワードRFID
研究概要

砂礫混合海浜の安定性を適切に評価あるいは向上させることは,海岸の保全に資するばかりでなく,複数の粒径土砂の相互作用が海浜地形に及ぼす効果を解明する学術的にも重要かつ興味深い課題である.本年度は,RFIDによる現地海浜での観測を継続するとともに,礫の追跡調査結果をとりまとめ,海岸工学講演会にて成果発表を行うとともに,土木学会論文集に成果を公表した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

現地海浜で探知自体はできるものの,当初計画の想定よりも実際に探知できる礫の数が少なく,個別粒子の軌跡を期待していたほどの頻度では追跡できておらず,十分な解析が行えていないため.

今後の研究の推進方策

礫の探査効率が上がらないことが研究の障壁となっているため,機器の小型・軽量化,探査アンテナの増強等の工夫により効率アップを図る.

次年度の研究費の使用計画

探査機器の小型データロガー・アンテナの購入および,現地調査旅費,情報収集のための学会参加費等に使用する.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] RFIDを用いた砂礫混合海浜における礫の移動機構の解明2012

    • 著者名/発表者名
      袰川龍一・高川智博・佐藤愼司・長坂陽介・山中悠資
    • 雑誌名

      土木学会論文集B2(海岸工学)

      巻: 68 ページ: 491-495

    • 査読あり
  • [学会発表] RFIDを用いた砂礫混合海浜における礫の移動機構の解明2012

    • 著者名/発表者名
      袰川龍一・高川智博・佐藤愼司・長坂陽介・山中悠資
    • 学会等名
      海岸工学講演会
    • 発表場所
      広島市・広島国際会議場
    • 年月日
      20121114-20121116

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公開日: 2014-07-24  

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