研究課題
若手研究(B)
本研究では,九州南部の川内川上流域を対象とし,細粒土砂生産特性の把握を目的とした浮遊砂輸送量に関する現地観測,ならびに主要な細粒土砂生産地域の特定を目的とした元素組成に基づく土壌特性のマッピングを行った.その結果,支川である羽月川流域で細粒土砂生産能が相対的に高いことや大口盆地南部では平常時に細粒土砂が堆積する傾向にあることが確認された.さらに,原位置元素組成調査によって,土壌の化学的特性に基づく小流域スケールでの地域区分の可能性が示された.
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