研究課題
若手研究(B)
本研究は、過疎化の進む山間集落の「再生」を目指した住民活動が拡大し、影響力を発揮するようになっていく過程を社会ネットワーク分析の手法を応用して把握しようとした。ソーシャルキャピタル測定の手法であるネームジェネレータとリソースジェネレータを統合した手法を用い、地域再生活動に従事する住民団体の地域に対する影響力を同団体メンバーが地域に提供しているリソースの程度によって測定した。住民団体所属者はリソース提供者として依存される度合いが高く、地域居住年数や出身地はリソース提供を疎外しないことから、住民団体へ所属してリソース提供者となることが移入者の地域社会への統合に寄与している可能性が示唆された。
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Journal of Society for Social Management Systems
巻: SMS12-4216
http://management.kochi-tech.ac.jp/ssms_papers/sms12-4216_cc597e21d6d72a605259942dbe4d4313.pdf
In Kobayashi, K, Westlund, H, and Jeong H. (eds.) Social Capital and Development Trends in Rural Areas
巻: Volume 7 ページ: 57-67