研究概要 |
幼稚園や保育所から一体化・こども園化への移行過程を探った。全国調査からは、幼稚園での0,1,2歳児や長時間保育の開始等の自治体の特徴に応じた事例や現況を把握し、幼稚園に0,1,2歳児の保育所を追加したこども園での行動観察調査・空間の使い方調査を行った。最低限の次段階水準としてある共有空間の意味が確認できた。環境の移行面では、一斉方式での環境整備から、個々の成長に応じた可変的なものに切替る試行があった。 既に幼保一体化した海外の調査を行い、デンマークでは行動観察調査・空間の使い方調査を行った。日本に比べると個人でいる割合が高く、園全員が集まることを大切にする意識移行やその集合場面を確認できた。
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