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2013 年度 実績報告書

乳幼児の遊び環境における必要なリスクの抽出とそのあり方

研究課題

研究課題/領域番号 23760597
研究機関岐阜工業高等専門学校

研究代表者

藤田 大輔  岐阜工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50332028)

キーワードリスク / 固定遊具 / 幼児
研究概要

▼概要:平成25年度は、平成23年度および平成24年度に実施した研究結果について知見をまとめる作業が中心となった。その際、実験において記録した動画を細かく分析するため、最適なアプリケーションの選定、操作方法の習得、分析方法の確立に多くの時間を割いた。
これまでまとめた知見がベースとなる学会発表においては、全体の動きやリスクにつながる行動などについて提示してしたが、現在は一人ひとりの動き方を時系列で整理しており、分析に時間がかかっている状況である。今年度の補助金はアプリケーション、物品費、学会参加費・会費、学会発表のための旅費に充てられた。なお、平成25年度は人間環境学会大会、日本建築学会にて成果の口頭発表を行った。
▼進捗状況:動画解析アプリケーションである「ダートフィッシュ」を導入し、すでに得られた動画について解析している段階である。本来は平成25年度中に成果をまとめる予定であったが、1)分析するために適切なアプリケーションの情報を集めるのに時間がかかったこと、2)動画データを分析している中で、子どもの表情や行為の前後関係、他者との関係性など、リスクを誘発する様々な事象についても把握する必要があると考えられたこと等から、論文としてまとめるには時期尚早であると判断した。今後は得られた動画データについて可能な限り早く分析を進め、成果を発表したい。
なお、成果発表後も子どもたちの健全な生育のために、遊び環境におけるリスクの取り入れ方について継続して研究を進める予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014 その他

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 幼児の遊び行動からみたリスクを取り入れた固定遊具のあり方2014

    • 著者名/発表者名
      藤田大輔
    • 学会等名
      日本保育学会
    • 発表場所
      大阪総合保育大学
    • 年月日
      2014-05-17
  • [学会発表] 登る行為に着目した幼児の遊び環境におけるリスクの抽出登る行為に着目した幼児の遊び環境におけるリスクの抽出

    • 著者名/発表者名
      藤田大輔
    • 学会等名
      日本建築学会
    • 発表場所
      北海道大学
  • [学会発表] 固定遊具における幼児の行動特性とリスクの抽出 -登る行為を誘発する自作固定遊具を用いた検証-

    • 著者名/発表者名
      藤田大輔
    • 学会等名
      人間・環境学会
    • 発表場所
      東京電機大学

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公開日: 2015-05-28  

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