研究課題
若手研究(B)
地域の伝統的な付属小屋建築に関する調査を実施し、木材の多彩な選択的利用方法や、それに応じた架構法と、その立地について検証した。各地の板倉の調査からは、主屋とは異なる建築構法と使用木材種が確認されると同時に、主屋と倉を離して配置する群倉立地が確認された。既往研究の少ない山陰地方における基礎的調査により、新たな付属建築物等を確認することができ、今後の調査につながる資料として整備することができた。
工学