研究課題
若手研究(B)
白山市にある浄土真宗寺院聖興寺は、明治24年に堂宇を焼失した後、東本願寺本堂再建棟梁の木子棟斎が棟梁を務めて、明治31年に本堂が再建された。木子は再建中に亡くなったため、その後を木子のもとで東本願寺に関わった、荒木保太郎が棟梁を引き継いだ。その後、客殿、庫裏などの再建が、大正7年まで続けられた。これら一連の建築の実測図面を作成し、関係資料の収集、分析を行い、建築の特徴と価値および荒木の履歴について明らかにした。
すべて 2011
すべて 雑誌論文 (1件)
日本建築学会北陸支部研究報告集
巻: 54 ページ: 559-562