研究概要 |
A1050純アルミニウムとダイカスト用ADC12アルミニウム合金からなる傾斜機能ポーラスアルミニウムの作製を試みた.作製した傾斜機能ポーラスアルミニウムは圧縮試験において,その変形個所を制御できる可能性が示唆された.更に,それぞれの変形領域では,A1050ポーラスアルミニウムとADC12ポーラスアルミニウムそれぞれの単独のポーラスアルミニウムに対応したプラトー応力を示すことが分かった.また,得られた傾斜機能ポーラスアルミニウムのX線CT撮像結果を利用したイメージベース解析により,実際の変形と解析により示された変形個所がほぼ一致することが示唆された.
|