研究課題
若手研究(B)
スピン角運動量の流れである「スピン流」と磁化の相関を理解することは、スピントロニクスデバイスの高性能化のための重要な課題である。本研究課題では、ハード磁性体であるL10-FePt合金とソフト磁性体であるパーマロイ(FeNi合金)を積層化させ、人工的に磁気構造を変調したねじれ磁気構造を作製した。その積層膜を用いて、ねじれ磁気構造における磁化ダイナミクスを解明し、スピン波を利用した高効率な磁化反転手法を確立した。さらに、膜面垂直通電型素子においてスピン注入磁化反転の観測に成功した。
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Nature Commun
巻: 4
doi:10.1038/ncomms2737
J. Appl. Phys
巻: 110 ページ: 103911-1-6
http://magmatelab.imr.tohoku.ac.jp