研究課題
若手研究(B)
Alや半導体などの基板上に規則的なパターンを作製するために,周期的な開口部を持つフォトレジスト製マスクを,光リソグラフィー技術を応用して作製した。マスク開口部の径や周期は,集光レンズとして用いたシリカ微粒子の粒径や露光時間によって制御できた。例えば,最密充填配置の開口部を持つマスクを介して,InPのアノードエッチングにおける孔の成長過程を調査した。マスク内の孤立した開口部は,孔の発生位置として作用し二次元平面で規則的な幾何学パターンの形成をもたらした。自発的に形成されるパターンを利用したナチュラルリソグラフィーは,広範囲で規則的な表面を形成する基礎研究に対して新たな手法を提案すると期待できる。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
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