主鎖にポリウレタンまたはポリアセタール骨格を有する易解体性粘着剤を開発した。作製したポリウレタン型およびポリアセタール型易解体性粘着剤はともに、初期粘着強度が10N/20mmと高いものを作製することができた。また、熱酸発生剤を加え加熱することで、粘着強度を0N/20mmに低下できることを示した。さらに、新たなトリガーとして超音波照射による易解体可能な粘着剤の開発を進めた。その結果、熱酸発生剤を内包したマイクロカプセルを含有した易解体性粘着剤は、超音波照射を20分間行うことで粘着強度を10N/20mmから1N/20mmまで低下させることに成功した。
|