研究課題
若手研究(B)
LHD、並びにヘリオトロンJにおいて磁場リップル構造の異なる、広範な磁場配位で電極バイアス実験を行い、ポロイダル粘性を理論的・実験的に評価した。また、LHDではイオンのラーマ―半径効果まで考慮に入れたFORTEC-3Dコードを用いた粘性シミュレーションを行い、従来のモデルよりも精度の高い粘性の評価が可能となった。これまでにTU-Heliac、CHSで行われた電極バイアス実験で得られた粘性の値と比較した結果、実験と理論が良く整合することがわかった。また、ヘリオトロンJでは、マージナルなバイアス条件下において、放電中に間欠的な閉じ込め遷移現象が観測され、当初計画になかった新たな物理現象を発見した。
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proceedings of 40th European Physical Society Conference on Plasma Physics, Espoo, Finland (Dipoli)
Nucl. Fusion
巻: 53
proceedings of Plasma Conference 2011" (石川県立音楽堂)
ページ: 23D07
巻: 51 ページ: 083029
http://www.nifs.ac.jp/index.html