研究課題
若手研究(B)
水和塩化物溶融体中に溶存するウラニル及びネプツニルの分子振動をラマン分光法と分子軌道法を用いて調査した。ラマンシフトは溶媒中の塩素濃度の増加につれて減少した。このことはアクチニルの赤道面における水和水が塩化物イオンに置換されたことを意味する。分子軌道計算による分子振動解析の結果は、ラマン分光分析結果と一致した。分光学的手法と計算化学的手法を用いて高濃度電解質溶液中の配位子置換反応に関する知見を得た。
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J. Radioanal. Nucl. Chem.
10.1007/s10967-014-3130-1