研究課題
若手研究(B)
原形質流動の主な駆動力として知られるシロイヌナズナミオシンXIに,速度の異なる他種ミオシンのモータードメインを融合することで,速度改変型キメラミオシンXIを開発した。高速・低速型ミオシンXIの発現により原形質流動が高速化・低速化し,植物が大型化・小型化した。植物サイズとミオシン速度のリニアな相関から,原形質流動速度が植物サイズを規定している支配因子の一つであることを世界ではじめて明らかにした。
植物細胞生物学