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2014 年度 研究成果報告書

フナムシの超微細構造による吸水メカニズムーその機能の不安定性と補償システム

研究課題

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研究課題/領域番号 23770062
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 形態・構造
研究機関浜松医科大学

研究代表者

堀口 弘子  浜松医科大学, 医学部, 教務員 (50324356)

研究協力者 針山 孝彦  浜松医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードフナムシ / 吸水行動 / 脱皮 / 列構造 / 走査型電子顕微鏡
研究成果の概要

フナムシは成虫脱皮を繰り返し体サイズを大きくしていくが、これに伴って吸水機能における不安定性の要因として「汚れの付着」が脱皮の間にどの程度生じているのかを明らかにするため、走査型電子顕微鏡像を用いた画像解析を行った。その結果、脱皮前の個体では脱皮直後の個体に比べて、列構造に多くの汚れが付着していることが明らかになった。
また本研究では、フナムシの幼生も成体と類似した吸水構造を持つことを明らかにした。フナムシの幼生は付属肢を6対しか持たないため、成体の持つ、吸水のための列構造は持たないと考えられてきた。しかし、今回の画像解析では幼生の第5・6肢に類似の構造が存在することが明らかになった。

自由記述の分野

動物生理学

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公開日: 2016-06-03  

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