研究課題
若手研究(B)
魚類の回帰・固執行動解明を最終目標とした脳波導出用の神経ロガー開発を目的として、自由遊泳中のコイ(Cyprinus carpio)からの脳波導出法の確立を試みた。放音による供試魚の条件付けが完了するのに約3日を要した。条件付けが完了した個体からは放音前後で明らかに異なる波形が記録されたが、そうでない個体は音源に向かわず波形の変化はみられなかった。つまり、記録された波形の違いは、音源への移動時にとった反応もしくは行動を反映した脳波を表している可能性が考えられた。
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