研究課題
若手研究(B)
WRN タンパク質と BLM タンパク質は,RecQ ファミリーに属する DNA ヘリカーゼで,ヒトのゲノム DNA を変異損傷から守る重要な役割を担っている。本研究では,BLM のヘリカーゼ活性に必須な BLM RQC(RecQ C-terminal)ドメインの構造研究に取り組んだ。その結果,X線結晶解析法により,同ドメインの立体構造を初めて決定することに成功した。RecQ ヘリカーゼが,巻き戻しの困難な DNA 構造を解きほぐす仕組みについて,新しい知見を得ることができた。
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日本結晶学会誌
巻: 56(2) ページ: 133-138
10.5940/jcrsj.56.133
Scientific Reports
巻: 3 ページ: 3294
10.1038/srep03294