研究課題
若手研究(B)
真核生物キネトコアは染色体セントロメア領域に形成され、細胞分裂時に染色体と微小管を連結する。本研究課題はCENP-TWとCENP-SX の構造と機能に迫るため、X 線結晶構造解析、DNA 結合および相互作用について解析した。その結果、CENP-TW とCENP-SX はどちらもヒストンフォールドを有していた。立体構造は互いに酷似し、CENP-TWSX 複合体を形成した。CENP―TWSX 複合体はヘテロ4量体で、独特なDNA 結合特異性を有していた。本解析よりCENP-TWSX 複合体がセントロメアにおいて固有のクロマチンを形成する事がわかった。
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