研究課題
若手研究(B)
三次元トラッキング顕微鏡の開発により、緑藻クラミドモナスを三次元空間で追尾しながら、同時に鞭毛の動きを安定に観察することが可能となった。クラミドモナスの位置(x,y,z)情報と画像に対して、1回の鞭毛打で進む距離、x,y,z 方向への瞬間的な速度、曲率、クラミドモナスの回転とその周期、三次元空間における泳動軌跡を容易に計算できるシステムを構築した。これを用いて、異なる光条件下における野生株、既存のダイニン変異株の鞭毛運動の定量的なデータを得る系を構築した。
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Journal of Bioscience and Bioengineering
巻: 115 ページ: 691-694
doi:10.1016/j.jbiosc.2012.12.020
http://www.lif.kyoto-u.ac.jp/labs/molecule/index.html