研究課題
若手研究(B)
筋収縮ではアクチン繊維とミオシンの結合が重要な役割を果たすが、結合状態の高分解能構造が得られていなかった。アクトミオシンの力発生のメカニズムの完全解明を行うためには、この複合体の構造を原子レベルの分解能で解明することが必須である。低温電子顕微鏡法によりミオシンIIサブフラグメントIとアクチン繊維複合体の構造解析を7Å分解能で行った。その相互作用様式や結合時に起きる両分子の構造変化の詳細が明らかになった。
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Science
巻: 338 ページ: 1334-1337
Proc. Natl. Acad. Sci. USA.
巻: 109(12) ページ: 4461-4466