次年度の研究費の使用計画 |
備品については、研究室として現在所有しているもので行う予定である。消耗品費としては1,334,383円、旅費としては300,000円、謝金としては100,000円、その他としては100,000円を計上した。具体的には、遺伝子工学と生化学関連の消耗品は、大腸菌やin vitroでSNAREタンパク質を発現させ、精製単離するために必要なものである。リポソーム調製用消耗品は、細胞サイズの人工分泌細胞を作製するためのリン脂質、界面活性剤、透析器具などである。蛍光色素は、人工分泌細胞の分泌活性評価に用いる蛍光色素および蛍光リン脂質である。期間内に得られた研究成果は、国内や海外で開催される学会で発表する予定である。また、関連の学会に出席することで情報を収集する予定なので、そのために必要な旅費を計上した。同時に、得られた研究成果を論文として発表する予定なので、そのために必要な英文校正費、印刷費を計上した。謝金はプロテオリポソーム調整の実験補助のためのものである。「次年度使用額」が生じた状況については、デンバーにて開催された米国細胞生物学会への出席を予定していたが、校務のために出席をキャンセルしたことから生じたものであり、消耗品費として今年度使用する予定である。
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