研究課題
若手研究(B)
本研究では蛋白質の巻き戻り反応を介助する酵素、大腸菌シャペロニンGroEL/ESの構造揺らぎを明らかにすることを目指した。GroESを用いた溶媒クエンチ水素交換の結果からプロテクションファクターが10の6乗以上のアミドプロトンは10だけであり、フリーのGroESは構造揺らぎが大きいことが示された。また、インテインを融合したGroEL頂上ドメインの大腸菌発現に成功した。GroEL/ESの基質であるαラクトアルブミンのN末端残基変異体の結晶構造解析からは、N末端残基が作る水素結合が安定性に大きく寄与していることが明らかとなった。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件)
J Biol Chem
巻: 30 ページ: 288(35):25562-74
PLoS One
巻: 29 ページ: 8(5):e64176
FEBS Lett
巻: 587 ページ: 1605-9
J Mol Biol
巻: 425 ページ: 2541-60
巻: 288 ページ: 14408-14416
Protein Eng Des Sel
巻: 26 ページ: 165-170
巻: 425 ページ: 273-291
巻: 425 ページ: 257-272
FEBS Letters
巻: 586 ページ: 1120-1127
巻: 410 ページ: 343-356
https://makabe.yz.yamagata-u.ac.jp