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2014 年度 研究成果報告書

ALS関連タンパク質凝集体によるRNAメタボリズム変調と神経細胞死機構解析

研究課題

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研究課題/領域番号 23770215
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 細胞生物学
研究機関北海道大学

研究代表者

北村 朗  北海道大学, 先端生命科学研究科(研究院), 助教 (10580152)

研究期間 (年度) 2011 – 2014
キーワードALS / タンパク質凝集体 / 神経変性疾患 / 細胞内封入体 / RNA / TDP43 / 蛍光相関分光法
研究成果の概要

神経変性疾患の一種である筋萎縮性側索硬化症 (ALS)の責任遺伝子産物としてTDP43タンパク質が知られている.本研究では,TDP43タンパク質のカルボキシル末端側断片であるTDP25からRNAが解離することにより凝集し始めることを,蛍光相関分光法を用いることで明らかにした.次に,このTDP25が全長のTDP43タンパク質を巻き込むことで,細胞内で封入体を形成することを,共焦点レーザー顕微鏡観察により明らかにした.また,TDP25を発現させた神経細胞では,全長のTDP43を発現した時よりも,細胞死が高頻度で引き起こされることがわかった.

自由記述の分野

細胞生物学・生物物理学

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公開日: 2016-06-03  

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