研究課題
若手研究(B)
感染性タンパク質であるプリオンは単細胞真核生物の酵母にも存在する。本研究では、細胞がプリオンを制御するシステムを解明することを目的に、遺伝学的手法に優れている酵母を利用した。そして、Rnq1のN末端領域の変異体、mRNAの成熟化や分解に関わるLsm4タンパク質、膜輸送タンパク質Dip5の変異体が、酵母プリオン[PSI+]を消失させることが判明した。get3変異体とGFP融合タンパク質の局在解析から、Dip5変異タンパク質が小胞体に局在することがプリオン消失に重要であることが示唆された。
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Microbiology Open
巻: (印刷中)
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