研究概要 |
明期開始から5,30,180,360,420,600および780分後に11CO2を葉に施与し、光合成産物が果実へ移行する速度および量を測定した。5および30分後では11CO2の固定量が低く、その結果、他の時間帯に比べて移行速度や量が低下する事が明らかになった。180、360、420および600分前後では固定量に差が無く、速度や量に時間帯による差は見られなかった。780分後の測定は11CO2施与直後に暗期に移行するが、固定量は180分後以降と同程度であったにも関わらず、その後暗黒環境下で測定した光合成産物の移行速度は大きく低下し、単位時間あたりの移行量も減少する事が明らかになった。
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