研究課題
若手研究(B)
イチジクは他の多くの果樹と異なり1年の中での着果期間が長く、特異な結果習性を有している。このような結果習性の背景が明らかになれば、新規な花成制御機構の解明につながると共に、他の作物における花成期間の制御に応用できる可能性がある。しかし、その詳細は明らかでない。本研究では、イチジクのフロリゲン遺伝子候補FcFT1を含む花成関連遺伝子群について解析を実施するとともに、FcFT1上流制御因子の探索と関係解明を試みた。その結果、フィトクロムB遺伝子領域におけるトランスポゾン様の挿入配列が、FcFT1の日長感受性喪失を介してイチジクの長期的花成に関与している可能性が示唆された。
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BMC Plant Biology
巻: 13(216)
http://farc.pref.fukuoka.jp/organization/biotech/index.html