研究課題
若手研究(B)
RNAサイレンシングは真核生物に保存された塩基配列特異的RNA分解機構であり、糸状菌においては菌類ウイルス(マイコウイルス)に対する防御機構として働く。本研究では、果樹類の重要病原菌である白紋羽病菌において、マイコウイルス感染によるRNAサイレンシング誘導・抑制機構を解析した。その結果、白紋羽病菌由来のマイコレオウイルス3(RnMyRV3)がRNAサイレンシングを抑制することが明らかとなった。また、サイレンシング誘導の指標となるスモールRNAの蓄積をディープシーケンシングで解析した結果、RnMyRV3を含む5種マイコウイルス由来のスモールRNAが蓄積することを明らかにした。
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