研究課題
若手研究(B)
出芽酵母を対象に、一度の形質転換操作で染色体の任意領域に重複あるいは欠失を導入できる方法を用いて、ゲノワイドに 200 kb 毎の染色体部分重複および部分欠失を導入し、任意領域の部分異数性が表現型に与える影響を解析した。その結果、特定の染色体領域の部分重複や部分欠失が産業上重要となるエタノールや高温、酸ストレス耐性の向上につながることを見出した。 本研究の成果は、ゲノム工学技術を用いた新たな微生物育種法の確立につながることから、発酵産業の発展に貢献すると期待される。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件) 図書 (2件) 備考 (1件)
J. Biosci. Bioeng
巻: 113(6) ページ: 675-682
doi:10.1016/j.jbiosc.2012.01.013.
J. Microbiol. Biotechnol.
巻: 22(2) ページ: 184-189
http://www.bio.eng.osaka-u.ac.jp/mg/index.html