研究課題
若手研究(B)
孔形成タンパク質は細胞表面で多量体化することによって膜孔を形成し、細胞を破壊する。本研究では、X線小角散乱、X線結晶構造解析法によって、膜孔形成多量体の多量体化における構造変化及び多量体の構造を明らかとした。X線小角散乱測定より海産無脊椎動物グミ由来溶血性レクチンは、まず初めに最小単位である7量体を形成し、その後、さらに7量体が3分子会合することによって21量体を形成すること、また、界面活性剤によって7量体に解離することを見出した。これらのことから界面活性剤存在下での結晶化を試み、良好な回折点を生じる結晶を得ることに成功した。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (8件)
Acta Crystallographica Section F
巻: 69 ページ: 416-420
DOI:10.1107/S1744309113004065
Biosci Biotechnol Biochem
巻: 77 ページ: 679-681
DOI:10.1271/bbb.120981
巻: 76 ページ: 1999-2001
DOI:10.1271/bbb.120520
Molecular Biosyst
巻: 8 ページ: 2050-2053
DOI:10.1039/c2mb25161b
Journal of Bacteriology
巻: 194 ページ: 3216-3224
DOI:10.1128/JB.00068-12
Biochem. Biophys. Res. Commun
巻: 414 ページ: 517-522
DOI:10.1016/j.bbrc.2011.09.098
Protein and Peptide Letters in press