研究課題
若手研究(B)
アレルギー疾患は、国民の約3割が罹患する国民病であり、現在も増加の一途を辿っている。本研究では、アレルギー疾患の根治的治療につながる免疫寛容誘導剤の開発を目的とし、Treg 分化誘導能を有するポリフェノール配糖体の創製を酵素合成法により試みた。その結果、新規に合成したポリフェノール配糖体は樹状細胞の抗原提示能を抑制する働きが認められた。Treg 分化誘導能については顕著な効果が得られなかったが、ポリフェノール配糖体の抗アレルギー作用に関する重要な知見が得られた。
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Food Chem
巻: 138 ページ: 757-761
DOI:10.1016/j.foodchem.2012.10.076