研究課題
若手研究(B)
半永久胸管リンパカニュレーション手術を施したラットを用いてリンパ流量や脂質輸送量に影響を与える物質を探索し、リンパ管脂質輸送制御因子の特定を試みた。コレステロール吸収阻害剤がエステル型コレステロール及びβ-epoxycholesterolのリンパ輸送量を低下させること、また水溶性食物繊維のグアーガム、Liver X receptorリガンドのTO901317(TO)がリンパ流量及び脂質輸送量を低下させることを明らかとした。グアーガムとTOを摂食させたラットのリンパ管のDNAマイクロアレイ解析により、4遺伝子がリンパ脂質輸送低下に関与する可能性が示された。
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