研究課題
若手研究(B)
本研究では、魚類における獲得免疫成立に及ぼすサイトカインの作用を解析した。本研究ではまず、ヒラメを対象に新規サイトカイン遺伝子群、すなわち2種類のインターロイキン(IL)1様遺伝子、4種類のIL-12ファミリー遺伝子、および4種類のケモカイン遺伝子を同定した。次に、炎症系サイトカインであるIL-1βの獲得免疫に及ぼす影響を解析し、本サイトカインがタンパク質抗原およびDNAワクチンに対する抗体価を上昇させることを示した。さらに、魚類におけるI型インターフェロンの作用機序について解析した。
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Fish and Shellfish Immunology
巻: 34 ページ: 393-396
doi:10.1016/j.fsi.2012.10.001