研究課題
若手研究(B)
本研究は、産地と小売業者等で行われる青果物契約取引について、その継続性を経済的に評価するための分析枠組みづくりを目指した。まず、取引主体間の契約継続・解消に関する戦略形ゲームで表現し、次に、その利得をD-AHPを用いて数値化し、各項目に対する評価の変化が、契約取引の不安定化に及ぼす影響を数値的に評価する。また、4組の契約取引事例について計測を行い、契約取引の安定性について具体的な分析と応用が可能であることを確認した。