研究課題
若手研究(B)
口之島野生化牛と黒毛和種の交雑種(KJB)に慣行肥育を行い,発育,筋線維特性および枝肉特性を黒毛和種(JB)と比較した.KJBはJBより後躯が小さい特徴を有した.KJB最長筋の筋線維型は育成・肥育期間を通してJBよりも細い筋線維を有していた.KJBの枝肉は,JBに比べて特に歩留等級で劣るものの,脂肪蓄積はJBよりも少なく,また前肢帯部分の産肉性に優れていることが明らかとなった.本研究の成果より口之島野生化牛を利用した特徴的な牛肉生産の可能性が示唆された.
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