研究課題
若手研究(B)
弓状核キスペプチンニューロン神経系は、GnRH/LHのパルス状分泌を制御すると考えられ、このニューロン群の同期発火がパルス状分泌のトリガーであると推察されるが、その同期発火機構は不明である。本研究では、形態学的および電気生理学的手法を用いて研究を行い、1)弓状核キスペプチンニューロン群が互いに神経線維によるネットワークを形成していること、また、2)左右両側に存在する弓状核キスペプチンニューロン群の活動が同期して起こっていることを明らかにした。これらの結果から、弓状核キスペプチンニューロンは、互いに神経ネットワークを形成しており、このネットワークを用いて多数のニューロンの神経活動が同期している可能性が考えられた。
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