研究課題
若手研究(B)
エボラウイルスVP35はRNAポリメラーゼの補因子であり、NPやVP24とともにヌクレオカプシドを形成する。我々はNPとVP35の相互作用に関して解析を行い、NPのC末端を介してVP35が相互作用することを明らかにした。さらに、過剰量のVP35を発現させると、inclusionbodyの形成が阻害されること、あらに、NP-RNA複合体の形成量が減少することを見出した。以上の結果は、NPとVP35の発現量がヌクレオカプシドの形成に重要であること、すなわちエボラウイルスの増殖に重要であることを示している。
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