研究課題
若手研究(B)
犬の悪性黒色腫に対する新たな治療法として、免疫寛容を誘導する Gpnmb蛋白質の阻害と、腫瘍関連抗原ペプチドを組み合わせた新規免疫療法について検討を行った。この結果、ペプチドの利用により有意な細胞傷害活性の上昇を認めたが、抗 Gpnmb抗体を用いた改良法では、従来法と同程度の活性を示すにとどまった。今後は、条件等に対し検討を加えることで、より奏功性の高い新規免疫療法への開発が進むものと期待されるものである。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件)
Immunology
巻: 138(2) ページ: 173-82