研究課題
若手研究(B)
植物細胞壁は地球上で最も豊富なバイオマス資源である。昨今、細胞壁の構造を改変した有用なバイオマス資源の開発が求められているが、細胞壁が合成されるしくみについては未だ明らかでないため、細胞壁の合成を制御することは難しい。日本近海の海藻種は1,500種にものぼり、日本は海洋バイオマス資源を豊富に持つ国である。特に、藻類は陸上植物に比べて10倍以上もの炭素固定能を有し、次世代のバイオ燃料の原料として注目されている。それゆえ、本研究では、植物でも藻類に着目し、藻類の細胞壁糖鎖合成に関与する酵素の機能を明らかにすることを目的とし、クラミドモナス由来の細胞壁生合成関連酵素について研究を行った。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)
Biosci. Biote chnol. Biochem.
巻: 77; (9) Oct ページ: 1874-1878
Trends Glycosci. Glycotechnol
巻: 24 ページ: 13-23