研究課題
若手研究(B)
ベンジル化剤DMT-BMに対して種々の構造変換を行った結果、反応性・溶解性が向上し、室温、2時間で反応が進行する優れたベンジル化剤が開発できた。反応条件については、共存する塩基と溶媒の組み合わせが重要であることがわかった。これにより、ほぼ中性条件で反応を行うことができ、酸性条件や塩基性条件に対して脆弱な官能基を有する基質への適用範囲の拡大が可能となった。また、この反応剤を基盤として、種々の新規反応剤や新規反応を開発した。
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http://www.p.kanazawa-u.ac.jp/~bioorg/