研究課題
若手研究(B)
カルボカチオンの基本的な一群であるビニルカチオンの中で、最後まで性質が明らかにされずに残されていた、「シクロペンテニルカチオン」を、三価の超原子価臭素化合物シクロペンテニルブロマンを活用することによって、発生させることができた。五員環ビニルカチオンの存在がはじめて証明された点、また、その反応性を詳細に解明することに成功したという点において、本研究は有機化学に重要な貢献をすることができたと考えれられる。
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