研究課題
若手研究(B)
有機金属の酸化による反応活性種の極性転換を基盤とした多結合一挙形成法の開発に取り組んだ。ω-アルケニルマグネシウムブロミドをイソシアナートへ付加させ、生じたマグネシウムアミドを超原子価ヨウ素反応剤で酸化すると、対応するブロモラクタムがワンポットで得られることを見出した。この酸化的ハロ環化反応はアルデヒド、イミン、二酸化炭素、アゾジカルボキシレートにも適用可能であり、ハロゲン化された環状エーテル、環状アミン、ラクトン、ピラゾリジンをワンポットで合成できた。
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