研究課題
若手研究(B)
前年度の研究成果から、CYP分子種に関して、三環系抗うつ薬のアミトリプチリンなどで興味深い結果が得られていたことから、アミトリプチリンを主に代謝することを同定した2C19という分子種に関して既報のSNP数種および新たに調製した各種変異体に関し、代謝活性の評価を行った。特に、2C9と2C19が性質の異なる薬物を基質とすることに着目して電荷の異なるアミノ酸をそれぞれ導入した変異体を、新規に調製して測定を行った結果、新たに、72位のアミノ酸であるグルタミン酸が、塩基性の薬物の結合および代謝には重要であることを見出した(T. Z. Attia, T. Yamashita, et al. 2014)。
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Chem. Pharm. Bull
巻: 62(2) ページ: 176-81
巻: 60(12) ページ: 1544-9