研究課題
若手研究(B)
肺の線維化は、肺組織が不可逆的に変化した慢性疾患の終末像であり、様々な肺疾患の病態に深く関与している。本研究では、慢性炎症の新たな制御因子として注目されている Cylindromatosis (CYLD) 遺伝子に着目した病態解析を行い、 1. CYLDの発現低下が、肺線維化遺伝子の過剰な発現を惹起し肺の線維化を促進していること、 2. CYLDの発現低下は、TGFシグナルのシグナル伝達分子(Smad3)の分解を抑制し肺線維化遺伝子の過剰な発現を誘発していること、を明らかにし、CYLDが肺線維化遺伝子の発現を制御し肺線維症の分子病態メカニズムにおいて重要な役割を果たしている可能性を示した。
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