研究課題
若手研究(B)
スフィンゴシン1リン酸(S1P)は、血液中に存在する細胞間情報伝達物質であり、免疫力の維持や血管の形成に重要な働きをしている。S1Pは赤血球や血小板で作られ、何らかの輸送体によって血液中へ運ばれるが、その輸送体が何か分かっていない。S1Pを血液中へ運ぶ輸送体は新しい薬の標的として期待される。本研究では、タンパク質と強く結合するように分子構造を改変したS1Pを合成し、S1Pを運ぶ機能を持つ輸送体のSPNS2や、S1Pを血液中へ運ぶ輸送体の候補となる赤血球や血小板のタンパク質を標識することに成功した。
すべて 2014 2012 2011
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件)
Journal of Biological Chemistry
巻: 289 ページ: 10680-10690
10.1074/jbc.M114.547794.
Biochimica et Biophysica Acta
巻: 1841 ページ: 759-765
10.1016/j.bbalip.2013.07.012.
PLoS One
巻: 7 ページ: 38941
10.1371/journal.pone.0038941.