研究課題
若手研究(B)
我が国の典型的な多剤耐性緑膿菌であるNCGM2. S1から主要な多剤排出ポンプを欠損した遺伝子改変株は、アミノ配糖体修飾酵素を持つにも関わらずアミカシン等アミノ配糖体に感受性を示した。さらに標的遺伝子に典型的な変異を持つにもかかわらず、シプロフロキサシン等フルオロキノロンに感受性を示した。抽出した土壌由来の微生物DNAを用いて構築したメタゲノムライブラリーを用いて、NCGM2. S1由来の排出ポンプ欠損株の抗菌薬耐性を阻害するクローンDNAを探索したが現時点で候補DNAは得られていない。一方漢方方剤繁用生薬を用いた場合、多剤耐性緑膿菌の排出によるアミカシン耐性を阻害する化合物を発見した。
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Frontiers in Microbiology
巻: 4巻 ページ: 1-8
10.3389/fmicb.2013.00422
巻: 3巻 ページ: 1-13
10.3389/fmicb.2012.00408.
http://aris.agu.ac.jp/aiguhp/KgApp?kyoinId=ymdoyoogggy&sessionId=2037825023