研究課題
若手研究(B)
血液凝固や骨形成に重要な役割を担うビタミンKは、これまで栄養素として摂取したものが生体で作用していると考えられていた。しかし、申請者は摂取したビタミンKが生体内でビタミンK_2(メナキノン-4)に変換されることを明らかにし、それを担う酵素「メナキノン-4生合成酵素」を見いだすことに世界で初めて成功した(Nature2010)。本研究では、生体内でメナキノン-4が生合成される生理的意義を解明し、特に脳神経変性疾患との関連性を調べ、「メナキノン-4生合成酵素」およびそれにより生成するメナキノン-4が、脳神経細胞の生存性や機能に重要な役割を担うことがわかった。
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J. Med. Chem.
巻: 54(12) ページ: 4269-4273
DOI:10.1021/jm200025f
巻: 54(13) ページ: 4918-4922
http://www.kobepharma-u.ac.jp/~hygi-sci