研究課題
若手研究(B)
Rho/Rhoキナーゼ阻害薬は、ヒトバイパス血管における各種生理活性物質(セロトニン、ノルアドレナリン、アンギオテンシンII、トロンビンおよびADP)の血管収縮反応に対し、有意な抑制作用を示すことが明らかとなった。さらに、糖尿病バイパス血管で見られる各種生理活性物質の血管収縮増強作用を抑制することが明らかとなった。本研究結果は、Rho/Rhoキナーゼ阻害薬が、糖尿病患者バイパス術後のれん縮予防に有用な薬理学的ツールである可能性を示唆するものである。
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